Thank You AIのロゴは、見た目から作ったものではありません。
最初にあったのは「思想」でした。
この記事では、その設計思想と、形に落とし込むまでのプロセスをお話しします。
ロゴは思想から始まった
Thank You AIのロゴ制作は、デザイン案よりも先に「前提」を決めることから始まりました。
AIが主役ではない。
主役は、人。
AIは前に出る存在ではなく、そっと支える“補助線”のような存在である。
この思想を明確にしたことが、すべての起点です。
ロゴはブランドの象徴です。
だからこそ、思想と矛盾しない形でなければ意味がありません。
「AIらしさ」を強調するのではなく、
人を中心に据える構造をどう表現するか。
そこから設計が始まりました。
TYAIを“隠す”という設計
ロゴの骨格には「Thank You AI」の頭文字、TYAIを組み込んでいます。

ただし、文字としては書きません。
あえて“隠す”という選択をしました。
中央の縦軸は I(主体・思考の軸)。
腕のカーブは Y(分岐・対話・可能性)。
全体のシルエットは A(成長・安定・AI)。
横に伸びるラインには T(支える・Thank You)のニュアンスを込めています。
一見すると人型に見える。
でも、気づく人にはTYAIの構造が見えてくる。
意味を押し付けない。
それでも、芯は通っている。
そんなロゴを目指しました。
人を中心にした構造
設計の中心に置いたのは、徹底して「人」です。
ロゴは人型をベースにしています。
AIを象徴する記号は使っていません。
人が軸となり、その周囲に補助線が存在する構造。
これはThank You AIの思想そのものです。
AIが導くのではなく、人の思考を支える。
答えを与えるのではなく、考えるための余白をつくる。
その関係性を、抽象的な形で表現しました。
色と形に込めた意味
ブランドカラーは、Thank You AI LABのイメージキャラクターのTYAI(チャイ)の色から抽出しています。

- 水色:会話と透明性
- ミント:心の回復
- グレー:思考と静けさ
強さよりも安心感。
主張よりも整い。
その印象を直感的に伝えるため、形は丸みを持たせました。
線はやや太めにし、小さく表示しても識別できる設計にしています。
装飾は極力削ぎ落としました。
最後に残ったのは、「人+補助線」という最小構造です。

キャラクターとロゴの役割分担
Thank You AIでは、役割を明確に分けています。
キャラクターは“感情”。
ロゴは“思想”。
キャラクターは寄り添う存在。
ロゴは、ブランドの設計思想を静かに示す存在です。
ロゴは多くを語りません。
けれど、その内側には意味を込めています。
その静けさもまた、Thank You AIらしさだと考えています。
まとめ
Thank You AIのロゴは、見た目よりも先に思想から生まれました。
TYAIという文字を溶け込ませ、
人を中心に据えています。
そして最終的に残ったのは、とてもシンプルな形でした。
このロゴの核にあるのは、
AIは静かな補助線
という考えです。
AIが主役にならない、
AIが人間を人間として生きるための補助線になる。
そんな存在をイメージして、このロゴは完成しました。

